夏に気をつけたいお口のセルフケア|むし歯・口臭対策【枚方の歯科医師が解説】

夏は楽しいイベントが多い季節ですが、実はお口の健康にとっては注意したいことが増える時期でもあります。「夏にお口のトラブルが増えるの?」と意外に思われるかもしれません。

結論からお伝えすると、夏は水分不足による唾液の減少や、冷たい飲み物・甘いものの摂取機会の増加、生活リズムの乱れなどが重なり、むし歯や歯ぐきのトラブルにつながりやすくなります。この記事では、枚方市のいずたにデンタルクリニック枚方本院が、夏を元気に過ごすためのお口のセルフケアのポイントをやさしくご紹介します。

なぜ夏はお口のトラブルが増えやすいの?

① 水分不足で唾液が減りやすい

唾液には、お口の中を洗い流し、細菌の繁殖を抑える大切な働きがあります。夏は汗をたくさんかくため体内の水分が不足しがちで、それにともなって唾液も減りやすくなります。お口が乾くと細菌が繁殖しやすくなり、むし歯や口臭の原因になることがあります。

② 冷たい・甘い飲食の機会が増える

アイスやジュース、スポーツドリンクなど、糖分を含む冷たい飲食物をとる機会が増えるのも夏の特徴です。だらだらと飲んだり食べたりする時間が長くなると、お口の中が酸性に傾く時間が増え、むし歯のリスクが高まります。

③ 生活リズムの乱れ

夏休みや行楽で生活リズムが乱れると、歯みがきがおろそかになったり、疲れがたまって体の抵抗力が落ち、歯ぐきが腫れやすくなったりすることもあります。

夏のお口のケア4つのポイントの図解。1こまめな水分補給、2だらだら飲食を避ける、3就寝前の歯みがき、4夏のうちに定期検診

夏を元気に過ごすお口のケア4つのポイント

① こまめな水分補給を

のどが渇く前に、こまめにお水やお茶で水分をとりましょう。お口のうるおいを保つことが、唾液の働きをサポートします。糖分の多い飲み物ばかりにならないよう、水分補給は水やお茶を基本にするのがおすすめです。

② 冷たい・甘いものは「だらだら」を避ける

アイスや甘い飲み物を楽しむときは、時間を決めてとるのがコツです。だらだらと続けず、メリハリをつけることで、お口の中が酸性に傾く時間を減らせます。

③ 生活リズムが乱れても歯みがきは欠かさない

とくに就寝前のケアは、どんなに疲れていても省略しないようにしましょう。睡眠中は唾液が減るため、寝る前にお口を清潔にしておくことが大切です。

④ 夏のうちに定期検診を

夏は予定が立てやすい方も多い季節。お盆休みなどを利用して、定期検診やクリーニングを受けておくのもおすすめです。気になる症状がある方は、この機会にチェックしておくと安心です。

よくあるご質問

Q. スポーツドリンクは歯に良くないのですか?

A. 水分・塩分補給に役立つ場面もありますが、糖分や酸を含むため、日常的に多量にとるとむし歯のリスクになることがあります。熱中症対策で必要なときに取り入れ、ふだんの水分補給は水やお茶を基本にするとよいでしょう。

Q. 口の乾きが気になります。どうすればいいですか?

A. まずはこまめな水分補給を心がけてみてください。よく噛んで食べることも唾液の分泌を促します。乾きが強く続く場合は、ほかの原因が隠れていることもありますので、一度ご相談ください。

Q. 夏に歯ぐきが腫れた気がします。受診したほうがいいですか?

A. 疲れや抵抗力の低下で一時的に腫れることもありますが、繰り返したり痛みが続いたりする場合は、早めの受診をおすすめします。

まとめ:ちょっとした工夫で、夏も健康なお口で

夏特有のトラブルは、こまめな水分補給といつもどおりの丁寧なケアで予防できます。お盆休みなどのまとまった時間は、定期検診の絶好の機会でもあります。気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

いずたにデンタルクリニック枚方本院は完全予約制です。検診やご相談のご予約は、お電話または公式LINEから承っています(京阪「枚方市駅」から徒歩5分)。

この記事の監修
いずたにデンタルクリニック 枚方本院
理事長 泉谷 剛行

ストローマン・ジャパン主催「ネオデントフォーラム」にて理事長 泉谷が講演を行いました

このたび、当院理事長の泉谷 剛行が、ストローマン・ジャパン株式会社が主催する「ネオデントフォーラム」に演者として登壇し、講演を行いましたのでご報告いたします。

ネオデントフォーラムで理事長 泉谷 剛行の経歴スライドを背に登壇する様子
ストローマン・ジャパン主催「ネオデントフォーラム」に登壇する理事長 泉谷

2026年7月26日(日)に開催された当フォーラムには、日本全国から多くの歯科医師・歯科衛生士・歯科スタッフの皆さまがご参加され、インプラント治療に関する知見や技術について活発な意見交換が行われました。

臨床スライドを示しながら講演を行う当院理事長 泉谷 剛行
臨床経験をもとに講演を行う理事長 泉谷

理事長は、日頃の臨床経験をもとに講演を行い、多くの先生方に熱心に耳を傾けていただきました。このような学びの場で、これまで培ってきた知識や経験を共有できましたことを、大変光栄に感じております。

全国から多くの歯科医師・歯科衛生士が参加した会場の様子
全国から多くの歯科医療関係者が参加した会場の様子

インプラント治療は日々進歩しており、より安全で質の高い治療をご提供するためには、継続的な学びと技術の研鑽が欠かせません。当院では、こうした学会やセミナーで得た知識を日々の診療に積極的に取り入れ、患者様お一人おひとりに、より良い治療をご提供できるよう努めております。

今後もスタッフ一同、知識と技術の向上に励み、患者様に安心して治療をお受けいただける歯科医院を目指してまいります。

インプラント治療に関するご相談は、いずたにデンタルクリニックまでお気軽にお問い合わせください。
ご予約・ご相談はLINE公式アカウントまたはお電話で承っております。

インプラント治療は医療費控除の対象?確定申告のポイント【枚方の歯科医師が解説】

「インプラント治療は高額だから…」と迷っている方に、ぜひ知っておいていただきたい制度が「医療費控除」です。

結論からお伝えすると、治療を目的としたインプラントは医療費控除の対象になり、確定申告をすることで所得税の還付・住民税の軽減を受けられます。つまり、実質的な負担を抑えられる可能性があります。この記事では、枚方市のいずたにデンタルクリニック枚方本院が、医療費控除の仕組みと申請のポイントをわかりやすく解説します。

※税務の取り扱いは個別の状況により異なります。具体的な金額や手続きは、必ず国税庁の情報や最寄りの税務署でご確認ください。

そもそも医療費控除とは?

医療費控除とは、1年間(1月1日〜12月31日)に支払った医療費が一定額を超えた場合に、確定申告をすることで税金の負担が軽減される制度です。国税庁の定める医療費控除の対象には「歯科医師による診療または治療の対価」が含まれており、機能回復を目的としたインプラント治療はこれに該当します。一方、純粋に美容目的の歯科治療(ホワイトニングなど)は対象外です。

医療費控除額の計算式の図解。1年間に支払った医療費の合計から、保険金などで補填された額と10万円を引いた金額が医療費控除額になる

控除額の計算方法

医療費控除額は、次の式で計算します(年間の総所得金額等が200万円以上の場合)。

医療費控除額 = 1年間に支払った医療費の合計 - 保険金などで補填された金額 - 10万円

※年間の総所得金額等が200万円未満の方は、「10万円」ではなく「総所得金額等の5%」を差し引きます。控除額の上限は200万円です。

この「控除額」がそのまま戻ってくるわけではない点に注意が必要です。控除額に所得税率をかけた金額が所得税の還付の目安となり、加えて翌年度の住民税(控除額のおおむね10%)が軽減されます。所得が高い方ほど所得税率が高いため、ご家族の中で最も所得の高い方が申告するのが一般的です。

申請のポイントと知っておきたいこと

① 領収書は必ず保管

インプラントなどの自由診療は、健康保険組合から届く「医療費のお知らせ」には記載されません。そのため、歯科医院が発行する領収書をご自身で保管し、それをもとに「医療費控除の明細書」を作成する必要があります。領収書は提出不要ですが、5年間の保管が求められます。

② 家族の医療費・通院交通費も合算できる

生計を同じくするご家族の医療費も合算して申告できます。また、通院に使った公共交通機関の交通費も対象になります(自家用車のガソリン代・駐車場代は対象外)。

③ デンタルローン・カード払いもOK

デンタルローンやクレジットカードで支払った場合も対象です。信販会社が立て替えた金額が、その年の医療費控除の対象になります(金利・手数料は対象外)。

④ 会社員でも確定申告が必要

医療費控除は年末調整では受けられません。会社員の方も、ご自身で確定申告(還付申告)をする必要があります。なお、申告し忘れても5年間はさかのぼって申請できます。

よくあるご質問

Q. 治療が年をまたぐ場合、どちらの年の控除になりますか?

A. 「実際に支払った年」が基準です。たとえば年末に治療し、翌年1月に支払った場合は、翌年分の医療費控除の対象になります。分割払いの場合も、実際に支払った年が対象です。

Q. いくら戻ってくるか、目安を知りたいのですが。

A. 還付額は治療費・所得・保険金の有無によって大きく変わるため、一律には言えません。国税庁の「確定申告書等作成コーナー」では、入力に沿って自動計算されるので便利です。当院でも領収書の発行など、申告に必要な対応を行っています。

Q. 高額療養費制度は使えますか?

A. 高額療養費制度は公的医療保険が適用される治療が対象のため、自由診療であるインプラントには使えません。インプラントで利用できるのは医療費控除です。

まとめ:制度を正しく使って、負担を軽減しましょう

インプラント治療は医療費控除の対象です。領収書を保管し、忘れずに確定申告をすることで、実質的な負担を抑えられる可能性があります。費用面で迷っている方は、こうした制度も含めてお気軽にご相談ください。

いずたにデンタルクリニック枚方本院は完全予約制です。ご相談のご予約はお電話または公式LINEから承っています(京阪「枚方市駅」から徒歩5分)。

【インプラント治療をご検討中の方へ】
インプラント治療は公的医療保険が適用されない自由診療です。費用・治療期間・回数は、お口の状態や治療内容により異なります。また、外科手術を伴うため、術後の痛み・腫れ・出血のほか、まれに感染、神経の損傷、インプラント周囲炎などのリスク・副作用が生じる可能性があります。なお、税制度の詳細や控除額は個別の状況により異なりますので、国税庁の情報や税務署でご確認ください。

この記事の監修
いずたにデンタルクリニック 枚方本院
理事長 泉谷 剛行

【参考文献】
国税庁「No.1120 医療費を支払ったとき(医療費控除)」
国税庁「確定申告書等作成コーナー」

インプラントを長持ちさせるお手入れのコツ|周囲炎を防ぐ【枚方の歯科医師が解説】

「インプラントを入れたら、もう一生むし歯の心配はないですよね?」——そう思っている方は少なくありません。たしかにインプラント自体は人工物なのでむし歯にはなりません。

しかし結論からお伝えすると、インプラントを長持ちさせるには、天然の歯とはまた違ったお手入れのコツがあります。とくに気をつけたいのが、歯周病に似た「インプラント周囲炎」を防ぐためのケアです。この記事では、枚方市のいずたにデンタルクリニック枚方本院が、インプラントを入れた後の毎日のお手入れ方法を具体的に解説します。

インプラントは「むし歯にならない」けれど油断は禁物

インプラントの人工歯はむし歯になりませんが、その土台を支える歯ぐきや骨は、細菌の影響を受けます。歯垢(プラーク)がたまると、インプラントの周りの歯ぐきに炎症が起き、進行すると骨が溶けてインプラントがぐらついたり、抜け落ちたりする「インプラント周囲炎」になります。しかもインプラントの周囲は天然の歯より炎症の自覚症状が出にくいため、気づかないうちに進んでしまうことも。だからこそ、毎日のセルフケアがとても重要なのです。

インプラントを守る毎日のケア4つの図解。1境目を意識した歯みがき、2フロス・歯間ブラシの併用、3就寝前は特に丁寧に、4自分に合った道具を使う

インプラントを守る毎日のお手入れ4つのコツ

① 歯ブラシは「歯と歯ぐきの境目」を意識して

インプラント周囲炎の予防で最も大切なのが、人工歯と歯ぐきの境目の清掃です。歯ブラシの毛先をこの境目に45度くらいの角度で当て、力を入れすぎず小刻みに動かしましょう。毛先が広がらない程度の軽い力で十分です。

② デンタルフロス・歯間ブラシを併用する

歯ブラシだけでは、歯と歯の間や人工歯の根元の汚れは落としきれません。デンタルフロスや歯間ブラシを毎日併用しましょう。とくにインプラント周りは形状が複雑なので、補助清掃用具が効果的です。サイズの合った歯間ブラシの選び方は、メンテナンス時にお伝えできます。

③ 就寝前のケアは特に丁寧に

睡眠中は唾液が減り、細菌が繁殖しやすくなります。1日のうちでも就寝前のケアは時間をかけて丁寧に行いましょう。日中忙しい方も、夜だけはしっかりと。

④ 自分に合った道具を使う

インプラントの本数や位置、お口の状態によって、適したケア用品は異なります。電動歯ブラシやタフトブラシ(部分用の小さな歯ブラシ)が役立つこともあります。「今の道具で合っているかな?」と思ったら、遠慮なくご相談ください。

セルフケアだけでは不十分——定期メンテナンスもセットで

どんなに丁寧にケアをしても、自分では落としきれない汚れは必ず残ります。3〜6か月に1回の定期メンテナンスで、専用器具によるクリーニング、かみ合わせのチェック、レントゲンによる骨の確認を受けることが、インプラントを長持ちさせる両輪になります。毎日のセルフケアとプロのケア、この2つをセットで続けることが何よりの予防です。

よくあるご質問

Q. インプラントの周りから出血します。大丈夫でしょうか?

A. 歯ぐきの炎症のサインかもしれません。インプラント周囲炎は早期発見・早期対応が大切です。出血が続く場合は、早めにご相談ください。

Q. 天然の歯と同じ歯みがき粉を使っていいですか?

A. 基本的には問題ありませんが、研磨剤の粒子が粗いものは避けたほうが無難な場合もあります。お使いの製品で気になる点があれば、メンテナンス時にご確認ください。

Q. メンテナンスはずっと通い続ける必要がありますか?

A. はい。インプラントを長く快適に使うために、メンテナンスは継続をおすすめします。お口の状態に応じて、適切な通院間隔をご提案します。

まとめ:正しいケアで、インプラントを長く快適に

インプラントはむし歯にはなりませんが、周囲の歯ぐきや骨を守るケアが欠かせません。境目を意識した歯みがき、フロス・歯間ブラシの併用、そして定期メンテナンス——この習慣が、インプラントを長持ちさせます。お手入れに迷ったら、いつでも当院にご相談ください。

いずたにデンタルクリニック枚方本院は完全予約制です。メンテナンスやご相談のご予約は、お電話または公式LINEから承っています(京阪「枚方市駅」から徒歩5分)。

【インプラント治療をご検討中の方へ】
インプラント治療は公的医療保険が適用されない自由診療です。費用・治療期間・回数は、お口の状態や治療内容により異なります。また、外科手術を伴うため、術後の痛み・腫れ・出血のほか、まれに感染、神経の損傷、インプラント周囲炎などのリスク・副作用が生じる可能性があります。治療前のカウンセリングで、費用とリスクについて詳しくご説明いたします。

この記事の監修
いずたにデンタルクリニック 枚方本院
理事長 泉谷 剛行

【参考文献】
日本歯周病学会「歯周病患者における口腔インプラント治療指針およびエビデンス2018」

「骨が少ない」と言われた方へ|骨造成でインプラントは可能に?【枚方の歯科医師が解説】

「骨が足りないので、インプラントは難しいですね」——他院でそう言われて、諦めかけていませんか?

結論からお伝えすると、骨が少なくても、「骨造成(こつぞうせい)」という骨を増やす処置を併用することで、インプラント治療が可能になるケースは多くあります。骨造成には複数の方法があり、骨が足りない場所や量に応じて使い分けます。

この記事では、インプラント治療に力を入れる枚方市のいずたにデンタルクリニック枚方本院が、「なぜ骨が足りなくなるのか」「骨造成にはどんな方法があるのか」をわかりやすく解説します。

なぜ「骨が足りない」と言われるの?

インプラントは顎の骨に埋め込んで支える治療のため、骨に十分な厚み・高さが必要です。しかし、次のような理由で骨はやせてしまいます。

  • 歯周病:歯を支える骨が炎症で溶かされます。歯を失う原因が歯周病だった方は、骨も減っていることが多いです。
  • 歯を失ったまま放置:噛む刺激が伝わらなくなった骨は、少しずつやせていきます。
  • 上顎の奥歯の特殊事情:上顎の奥歯の上には「上顎洞(じょうがくどう)」という空洞があり、もともと骨の高さが確保しにくい部位です。

つまり「骨が足りない」は珍しいことではなく、そのための対処法もきちんと確立されている、ということです。

代表的な骨造成3つの方法の図解:GBR(骨誘導再生法)、ソケットリフト、サイナスリフトの特徴と適応

代表的な骨造成の方法

GBR(骨誘導再生法)

骨の幅や厚みが足りない部分に骨補填材(または自分の骨)を置き、特殊な膜(メンブレン)で覆って骨の再生を促す方法です。骨の再生を待つ期間は一般に4〜6か月程度で、インプラントの埋入と同時に行える場合と、先に骨を作ってから埋入する場合があります。

ソケットリフト

上顎の奥歯で骨の高さが足りないときに、インプラントを埋める穴から上顎洞の底を少し持ち上げ、できたすき間に骨補填材を入れる方法です。骨の不足量が比較的少ないケースに適しており、傷が小さく、体への負担を抑えられるのが特長です。

サイナスリフト

同じく上顎の奥歯向けの方法で、骨の不足量が大きい場合に行います。歯ぐきの横側から上顎洞にアプローチし、広い範囲に骨補填材を入れて骨の高さをしっかり確保します。ソケットリフトより適応範囲が広い一方、治癒を待つ期間は長めになります。

どの方法が適しているかは、歯科用CTで骨の状態を3次元的に計測して判断します。当院では検査結果の画像をお見せしながら、「なぜこの方法なのか」をご納得いただけるまでご説明しています。

骨造成を行う場合に知っておきたいこと

  • 治療期間が延びます:骨の再生を待つため、通常のインプラント治療より4〜6か月程度長くなるのが一般的です。
  • 費用が追加されます:骨造成は自由診療のため、処置の内容に応じた費用がかかります。治療計画の段階で総額を明示します。
  • 外科処置のリスク:通常のインプラント手術と同様、腫れや痛み、まれに感染などのリスクがあります。上顎洞に関わる処置では、上顎洞炎などが起こる可能性もゼロではありません。事前に詳しくご説明します。

よくあるご質問

Q. 他院で「骨が足りないから無理」と言われました。本当にもう無理なのでしょうか?

A. 骨の状態や医院の設備・治療方針によって判断は異なります。骨造成を併用すれば治療できる可能性もありますので、諦める前にCT検査による診断を一度受けてみることをおすすめします。セカンドオピニオンのご相談も歓迎です。

Q. 骨造成の手術は痛いですか?

A. 手術は麻酔下で行うため、術中の痛みはほとんどありません。術後は通常のインプラント手術より腫れや痛みがやや出やすい傾向がありますが、お薬でコントロールしながら経過をみていきます。

Q. 年齢が高くても骨造成はできますか?

A. 年齢そのものより、骨や歯ぐき、全身の健康状態が重要です。持病やお薬の内容を確認したうえで判断しますので、お薬手帳をお持ちのうえご相談ください。

まとめ:「骨が少ない」=「インプラント不可」ではありません

骨が足りないと言われた方でも、骨造成によって治療の選択肢が広がる可能性があります。大切なのは、CTによる正確な診断と、骨造成の経験がある歯科医院で相談することです。

いずたにデンタルクリニック枚方本院では、歯科用CTを完備し、骨の状態に応じたインプラント治療を行っています。完全予約制のため、ご相談はお電話または公式LINEからご予約ください(京阪「枚方市駅」から徒歩5分)。

【インプラント治療・骨造成をご検討中の方へ】
インプラント治療および骨造成は公的医療保険が適用されない自由診療です。費用・治療期間・回数は、お口の状態や治療内容により異なります。また、外科手術を伴うため、術後の痛み・腫れ・出血のほか、まれに感染、神経の損傷、上顎洞炎、インプラント周囲炎などのリスク・副作用が生じる可能性があります。治療前のカウンセリングで、費用とリスクについて詳しくご説明いたします。

この記事の監修
いずたにデンタルクリニック 枚方本院
理事長 泉谷 剛行

【参考文献】
上野大輔「歯槽骨欠損の分類と骨造成法の選択基準」日本補綴歯科学会誌(2019)
厚生労働省委託事業「歯科保健医療情報収集等事業」歯科インプラント治療のためのQ&A(日本歯科医学会)

インプラント・ブリッジ・入れ歯の違いは?7つの観点で比較【枚方の歯科医師が解説】

歯を1本失ったとき、治療の選択肢は大きく分けて「インプラント」「ブリッジ」「入れ歯」の3つです。「どれが自分に合っているの?」と迷う方はとても多くいらっしゃいます。

結論からお伝えすると、どれか一つが絶対に優れているわけではなく、それぞれに長所と短所があり、お口の状態・ご希望・ライフスタイルによって最適な選択は変わります。この記事では、枚方市のいずたにデンタルクリニック枚方本院が、3つの治療法を「噛む力」「見た目」「周りの歯への影響」「費用・期間」といった観点でフラットに比較します。

インプラント・ブリッジ・入れ歯の比較図。インプラントは隣の歯を削らずしっかり噛める、ブリッジは短期間で固定式だが歯を削る、入れ歯は手術不要で費用を抑えやすいが噛む力は劣る

まずは3つの治療法の違いを一覧で

項目 インプラント ブリッジ 入れ歯
治療法 顎の骨に人工歯根を埋める 両隣の歯を削って橋渡し 取り外し式の人工歯
外科手術 必要 不要 不要
周りの歯への負担 かけない 両隣の歯を削る バネをかける歯に負担
治療期間 長め(数か月〜) 短め(数週間) 短め(数週間)
保険適用 原則自由診療 条件により可 条件により可

※上記は一般的な傾向です。実際の適応は、残っている歯や骨の状態によって異なります。

それぞれの特徴をくわしく

インプラント

顎の骨に人工歯根(チタン製)を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。最大の利点は、自分の歯のようにしっかり噛めること、そして両隣の歯を削らずに済むこと。独立して立つため、周りの歯に負担をかけません。一方で、外科手術が必要で治療期間が長く、原則として自由診療(保険適用外)である点が留意点です。持病の状態によっては適さない場合もあります。

ブリッジ

失った歯の両隣の歯を削って土台にし、橋をかけるように連結した人工歯を被せる固定式の治療です。治療期間が短く、固定式なので装着感が安定しているのが利点。条件を満たせば保険も適用されます。ただし、健康な両隣の歯を削る必要があるのが大きな短所です。削った歯はむし歯や歯周病のリスクが上がり、将来的に負担が連鎖することもあります。

入れ歯

取り外し式の人工歯で、部分入れ歯と総入れ歯があります。外科手術が不要で、骨が少ない方や持病のある方でも広く対応でき、費用も抑えやすいのが利点。多くの歯を失ったケースにも対応できます。一方で、固定式に比べると噛む力が劣りやすく、バネが見えたり装着時に違和感が出たりすることがあります。

失った歯を「そのままにしない」ことが何より大切

どの治療法を選ぶにしても、歯を失ったまま放置するのは避けたいことです。空いたスペースに向かって周りの歯が傾いたり、噛み合う相手の歯が伸びてきたりして、噛み合わせ全体が崩れてしまうことがあります。また、噛む刺激が伝わらなくなった顎の骨は、少しずつやせていきます。「1本だから」と軽視せず、早めにご相談ください。

よくあるご質問

Q. 結局、いちばんおすすめなのはどれですか?

A. 一概には言えません。「しっかり噛む力と周りの歯の保護を最優先するならインプラント」「費用と治療期間を抑えたいならブリッジや入れ歯」というように、何を重視するかで変わります。当院では、それぞれの利点・欠点を正直にお伝えし、患者さまが納得して選べるようサポートします。

Q. ブリッジや入れ歯から、後でインプラントに変えられますか?

A. 多くの場合は可能です。ただし、骨の状態によっては骨を増やす処置が必要になることもあります。現在の状態を検査したうえで、切り替えの可否や方法をご説明します。

Q. 自分の骨や歯の状態で、どれが可能か知りたいです。

A. 歯科用CTやお口の検査で、どの選択肢が適応になるかを具体的に診断できます。「まず選択肢を知りたい」という段階のご相談も歓迎です。

まとめ:3つの選択肢を知り、納得して選びましょう

インプラント・ブリッジ・入れ歯には、それぞれに向いている人がいます。大切なのは、違いを正しく理解し、ご自身の希望と状態に合った方法を選ぶことです。インプラント治療に力を入れる当院では、他の選択肢も含めてフラットにご説明しますので、安心してご相談ください。

いずたにデンタルクリニック枚方本院は完全予約制です。ご相談のご予約はお電話または公式LINEから承っています(京阪「枚方市駅」から徒歩5分)。

【インプラント治療をご検討中の方へ】
インプラント治療は公的医療保険が適用されない自由診療です。費用・治療期間・回数は、お口の状態や治療内容により異なります。また、外科手術を伴うため、術後の痛み・腫れ・出血のほか、まれに感染、神経の損傷、インプラント周囲炎などのリスク・副作用が生じる可能性があります。治療前のカウンセリングで、費用とリスクについて詳しくご説明いたします。

この記事の監修
いずたにデンタルクリニック 枚方本院
理事長 泉谷 剛行

【参考文献】
厚生労働省委託事業「歯科保健医療情報収集等事業」歯科インプラント治療のためのQ&A(日本歯科医学会)